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フォーメーションサッカー95
della セリエA このゲームはPCエンジンのサッカーゲーム史上最高の出来である。これは他の追随を許さないダントツのNo.1で、操作性・スピード感・グラフィック…どれを取ってもPCエンジンのサッカーゲームの中では頭一つ抜きん出ている。他にもこのゲームが貴重なところは95年当時のセリエAが舞台であるという事。当時のサッカーゲームが扱うのはワールドカップかJリーグばかりで、ワンパターンな設定に飽き飽きしていた私にとっては、まさに渡りに舟といえるゲームであった。折しも三浦知良がジェノアに移籍した時期という事もあり、セリエAというスター選手揃いのリーグはゲームをプレイする上でも本当に魅力的であった。そして、フランスW杯が終わった現在再びプレイしてみると、選手の名前やその成長ぶり等が認識でき、ゲームをより一層楽める筈である(意外な選手が意外なチームに所属していたりする)。こういった全ての要素を総合すると、間違い無く買って損しないソフトであり、年月が経つに連れて貴重な資料になる可能性もあるゲームである。筆者は少々やり込み過ぎた為、うちのR・バッジオは17試合消化時点で1試合(3分ハーフ)平均9.11点取っていたりする。そう、コンピュータが弱すぎるのが、唯一の難点なのだ。 プロテニスワールドコート 「ファミリーテニス」のバージョンアップ版。ナムコ製だけあって、操作性などの基本的な部分は全く問題は無く、ちょっと練習をすると誰でも思った方向にボールが打てるようになる筈(サービスを思い通りの場所に打つのは結構難しいが)。選べる選手の数も18人となかなか豊富で、各選手は走力・打力の差以外にもロブが打てるか打てないか、際どいボールに飛びついてくれるかくれないか等、様々な特性があるので、選手選びから既に勝負が始まっているという感じである。勿論、1人プレイのシングルスから4人プレイのダブルスとゲームモードも一通り揃っており、普通のテニスゲームとしてもかなり遊べるものとなっている。しかし、やはり注目は史上初のRPT(ロールプレイングテニス)とナムコが胸を張る(?)謎のクエストモードであろう。次々と会員制テニスコートを作り、テニス界を支配しようとするテニス魔王を倒す為に主人公が冒険の旅をするというモードで、全体のイメージといい、ウインドウといい、まんま「ドラクエ」(王国の名前はオハナハン)という感じなのだが、敵との戦闘は全てテニス(ザコとは1ゲームマッチ・中ボスとは1セットマッチ・テニス魔王とは3セットマッチ)というところが最大の特徴。経験値やレベルなどというものは存在せず、戦闘に勝って得られるものはお金のみ。経験値やレベルというのはまさにプレイヤーの腕そのものという訳なのだ(打球の速さや足の速さは装備によってパワーアップさせる)。能天気な音楽をバックにあくまで軽いノリで展開するこのクエストモード、敵キャラや町の人の台詞などに細かい笑いが満載なので、気楽に遊んでもらいたい。ただ、ラストのテニス魔王だけは結構強いので、少々注意が必要。基本はサーブ(リターン)で崩した後にネットに出て強烈なスマッシュをたたき込む戦法で、兎に角慣れている自陣が手前の時にブレイクを狙う事(ザコ戦が1ゲームマッチなので、どうしても自陣が画面手前にあることに慣れてしまい、ボス戦で自陣が画面奥になると距離感が掴み難い)。テニス魔王の正体やエンディングもかなり馬鹿馬鹿しいので、是非クリア目指して頑張ってもらいたい。 モトローダー PCエンジンで多人数プレイといえば「ダンジョンエクスプローラー」かこの作品というぐらい対戦プレイが面白いゲーム。多少バランスに問題があるものの(最初のレースで優勝すると後々かなり有利になる)レースとしての緊迫感・様々な特徴を持つコース・他人との駆け引き・パーツを買う時の思考など…多人数対戦レースゲームとしての面白さは他の追随を許さない出来。また、分割されていないレース画面なので、トップの車からある程度離れるてしまうと、画面の端に押してもらえるのだが(押されると燃料が極端に減少する)このアイデアは思いの他上出来で、絶妙なゲームバランスを保つのに一役買っている。「マリオカート」のように画面が分割されている訳ではないので対戦相手を攻撃するウエポンの使い勝手がかなり悪いのだが(純粋にレースで勝負するゲームと考えてもらってイイだろう)それを差し引いてもパーティゲームとしての完成度は非常に高い。ただ、次回作「〜2」では車同士の当たり判定が導入された為に面白さが半減してしまい、そのまた次回作の「〜MC」は全く別のゲームになってしまっているので(「〜MC」は結構面白い)注意が必要。友達が家に来た時には絶対外せないゲームである。 ワールドジョッキー PCエンジンで唯一の競馬ゲーム。しかし、「ダビスタ」系ではない。馬の能力を上げてG1レースを制覇していくモードもあるが、メインはあくまで多人数で遊ぶ賭け競馬である。自分は騎手として馬を操作するのだが、実際の競馬とは違い騎手である自分も金を賭ける事が出来るのがミソ。自分にどの馬が割り当てられるかは運次第なので、能力が低い馬が当たった場合は他人の馬に金を賭けなくてはならない。そして、ゲームの勝敗が最後の所持金の多さで決まる為、金を賭けた他人の馬を勝たさねばならなくなってくる。そう、自分のレースそっちのけで、賭けてない馬を妨害するなんて事も日常茶飯事なのである(本当の競馬で騎手が馬券を購入出来ない訳がよく分かる)。そして、自分の乗る馬の能力が高いものであれば、自分に賭けて全力で突っ走る。勿論、他のプレイヤーからの様々な妨害工作があるのは目に見えているが…。まさに、頼れるのは自分だけというゲームなのである。また、コース上には数多くアイテムが落ちており、上手く利用すると弱い馬でも逆転が可能なので、数々のレース展開が予想される。友人と金及び競馬の駆け引きが楽しめる上質の競馬ゲームである。 |