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 大霊院卍党発行の瓦版   秋号
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 「大霊院卍党発行の瓦版」はPCエンジン関連の書籍やサントラ等を
 「PCエンジン狂の詩」内のリストよりも詳しく紹介させていただく
 季刊メールマガジンです。
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 ▼ COTENTS ▲
  1.エンジな人の独り言
  2.書籍紹介(PCエンジン 秘密のマニュアル)
  3.音盤紹介(ラングリッサー 光輝の末裔)
  4.映像紹介(コズミック・ファンタジー 銀河女豹の罠)
  5.今期の報告会
  6.今期の更新履歴
  7.編集後記
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┃ 1.エンジな人の独り言                    ┃
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 「真夏の探索旅行」
 淡い期待に胸を躍らせながら掘り出し物を求めて遥々近畿圏外にまで
 出掛けて行く毎度お馴染みの探索旅行ですが、今期も厳しい暑さの中
 島根・山口・福岡の古本屋やゲームショップにお邪魔しました。まず
 島根では地方都市によく見られる総合オタクショップが充実しており
 大阪では値が張って貧乏学生にはとても手が出せない古書やサントラ
 PCエンジン関連アイテム等を随分と安い値段で仕入れることが出来
 予想を遥かに上回る釣果に鞄と両腕が悲鳴を上げて大変でした。一方
 福岡は日本有数の大都会ということもあり各店が扱っている商品及び
 その価格が大阪と大差無かったので少しガッカリさせられたんですが
 それでもマンガ倉庫やまんだらけ等、県内全域に広がるマニアックな
 お店の充実振りには感心させられましたし、散々文句を言いながらも
 私自身それなりに良い買い物をさせてもらいました。また、今回から
 往路の移動手段として深夜運行の高速バスを取り入れてみたんですが
 早朝目的地に到着するため長時間の探索活動が可能になるという点で
 結構お薦めの交通手段です(デリケートな方には不向きですが…)。
         
 「モニタと睨めっこする日々」
 現在私が使用しているパソコンは購入から既に丸6年が経過しており
 これまで突然の動作不安定に始まり日本語入力システムのトラブルや
 プリンタドライバーの不具合に加え電子メールソフトのクラッシュ等
 実に様々な問題を経験してきましたが、ここ最近抱えているモニタの
 トラブルがやはり一番困りものです。6年前にMac本体と同時購入した
 Apple製のモニタなんですが、まず電源が入る確率が50%そこそこで
 尚且つ正常に画面が表示される割合がそれよりずっと低い訳ですから
 締め切りが迫っている(過ぎた)原稿を複数本抱えているときなどは
 堪ったものではありません。対抗手段といえば正常に起動した日以降
 暫くの間パソコンの電源を落とさず一気に作業する方法ぐらいなので
 実際問題この情報化社会に生きる現代人としては切羽詰まった状況に
 立たされている訳ですが、買い替えようにも毎度のことながら私には
 先立つものがありませんので当面の間はこの瀕死のモニタをどれだけ
 長生きさせられるか&ストレスを溜めず気長に付き合っていけるかが
 最大の課題になりそうです(最近少し調子が良くなってきました)。
         
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┃ 2.書籍紹介                         ┃
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 「PCエンジン 秘密のマニュアル」 ISBN4-396-62010-1
         
 1988年9月15日 祥伝社発行 定価580円
 ハドソン企画開発本部・著
 イラスト:盛本康成 大柴珠枝
         
 入手難易度:B [A(最も難しい)〜E(最も易しい)]
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 「秘密のマニュアル」というタイトルの通りゲームの攻略本ではなく
 PCエンジン黎明期に発売されたソフトを詳しく分析した紹介記事や
 開発者へのインタビューを中心に構成されている当時としては珍しい
 コアなユーザー向けの書籍です。案内(聞き手)役はハドソンに於て
 ゲームの企画から商品の宣伝プランまでを一手に担う企画開発本部で
 史上初のCD-ROMゲームとして注目を浴びていた「天外魔境」の開発者
 広井照久氏(広井王子総帥となっていない辺りに時代を感じます)や
 「R-TYPE」のメインプログラマーで後に「ネクタリス」を作り上げた
 和泉勇氏といった一流のクリエイター数名が夫々携わったタイトルの
 開発裏話や開発中の苦労話などを質疑応答の形で直接語っています。
 「定吉七番」の項では原画を作る際に原作者である東郷隆氏と一緒に
 大阪取材を敢行したという話や「定吉七番」のシリーズ化の噂などが
 「ネクロマンサー」の項では高橋名人が開発の最後のデバッグにまで
 付き合ったという話や物語の背景にあるクトゥルー神話の内容などが
 「R-TYPE」の項では業務用からの完全移植は可能なのかという話題の
 流れで詳しいハードスペックの話や開発スタッフ直伝の攻略法などが
 事細かに書き綴られているので今まで知らなかったような裏ネタにも
 きっと巡り合えるはずです(私も色々と勉強させてもらいました)。
 あとはPCエンジン関連の書籍では定番のテーマであったコア構想に
 関する記事も充実しており(目新しいことは書いてありませんけど)
 ハドソンの技術本部長であった中本伸一氏が具体的な例を挙げながら
 拡張性の高いPCエンジンの設計思想の確かさやCD-ROMシステム及び
 ネットワークシステムの可能性について熱心に語ってくれています。
         
 まだPCエンジン専門誌が創刊される以前に発売された本なんですが
 新作ソフトを軽く紹介するような記事はファミコン誌の片隅にあった
 PCエンジン区画にお任せと言わんばかりにPCエンジン業界の盟主
 ハドソンならではのマニアック且つ鋭い切り口で編集されている点が
 実に印象的です(MSXのジョイスティックをPCエンジンに接続する
 オリジナルアダプターの製作方法や回路図まで掲載されています)。
 とはいえ此の本も当時発売されていた多くのゲーム関連の本と同様に
 ゲームをプレイする人=小中学生という概念が根底にはあるみたいで
 文字は大きく(行間も広めに取ってあります)イラストも豊富ですし
 全体を通して分かり易い表現で執筆されているため現在大人になった
 我々PCエンジン好きにとっては88年当時を懐かしく思い出しながら
 軽く読み下すのに最適な一冊だと言えます。
         
 私の場合、この書籍の存在を知ったのが割と最近だったこともあって
 数年前に漸く手に入れたんですが(支払った代価も大きかったです)
 入手後の探索活動の中で発行年が88年と比較的古い割には意外と数が
 出回っていることを実感したので(その後2年間で2冊発見しました)
 入手難易度はBに設定しました。
         
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┃ 3.音盤紹介                         ┃
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 「ラングリッサー 光輝の末裔」 TOCT8181
         
 1993年9月29日 発売:東芝EMI株式会社
 税込定価2800円(税抜価格2718円)
 音楽:NCS日本コンピュータシステム株式会社
 Vocal:島津冴子 平松晶子 住川佳寿子 須藤まゆみ
 出演:堀川亮 銀河万丈 島津冴子 井上和彦 平松晶子
         
 入手難易度:D [A(最も難しい)〜E(最も易しい)]
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 此のCDはメガドライブから移植されてPCエンジン版も大ヒットした
 シミュレーションゲーム「ラングリッサー」のサントラ盤なんですが
 ゲーム中で使用されたオリジナル音楽だけでなく新たに録り下ろした
 ボーカル曲やミニドラマ等を収録したバラエティ色の強いアルバムに
 仕上がっています。まずCDを再生するとPCエンジンのCDソフトでは
 お馴染の警告メッセージのパロディ(by島津冴子)が流れるんですが
 多少なりともニヤリとさせられるのは此のトラック1(8秒)ぐらいで
 全部で6本収録されているコメディドラマはどれも空回り気味です。
 また、ボーカル曲も作品の雰囲気とは到底マッチしない軽い楽曲及び
 妙に乙女チックでユルイ歌詞が完全に浮いていますし(聴いていると
 かなり恥ずかしくなります)メインキャストの島津冴子&平松晶子や
 ゲームのエンディングテーマを歌っている須藤まゆみの起用は兎も角
 住川佳寿子という素人臭い歌手を起用した理由は今も謎のままです。
 最終トラックには93年当時のオタク向けバラエティCDの定番メニュー
 留守電メッセージ集が収録されていますし(携帯電話の普及によって
 過去の遺物となりましたが…)全体的に当時のオタク市場に迎合した
 現在に於ては時代を感じさせてくれるアルバムだと言えます。
         
 一方、肝心のゲームミュージックに関しては収録されている曲数こそ
 10曲と少ないものの(PCエンジン版の音楽は既にメガドラ版の曲を
 アレンジしたものを採用しているためサントラを製作するに当たって
 新たに変化を持たせることが難しかったようでアレンジバージョンも
 僅か2曲しか収録されていません)オリジナル音楽は名曲揃いですし
 ゲームをプレイされた方なら記憶に残っている曲ばかりのはずなので
 サウンドトラックとしては非常に聞き応えがあると思います。
 1種類の曲を長時間に渡って聴き続けることになるシミュレーション
 ゲームの性質上、皆さん夫々思い入れの強い曲があるかと存じますが
 個人的には戦況が変化した際に大迫力で流れる「ハード バトル」と
 ランスのテーマ曲「ロイヤル ガード」がお気に入りです。
         
 人気ゲームのサントラ盤ということでそこそこ数が出回っているのか
 中古レコードショップ等で見掛ける機会も多いので入手難易度はDに
 設定しました。シリーズ全体の中では知名度の低いPCエンジン版の
 サウンドトラックとはいえ一応「ラングリッサー」関連の商品なので
 探索される際にはオタク系ショップ巡りがお薦めです。
         
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┃ 4.映像紹介                         ┃
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 「コズミック・ファンタジー 銀河女豹の罠」 TKVO-60790
         
 1994年8月25日 発売:徳間書店
 販売:徳間ジャパンコミュニケーションズ
 税込定価4800円(税抜価格4660円)
 原作・脚本・監督:越智一裕 作画監督:渡部圭祐 音楽:村山達哉
 CAST:高山みなみ 高田由美 深雪さなえ 玄田哲章 佐久間レイ
         
 入手難易度:E [A(最も難しい)〜E(最も易しい)]
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 日本テレネット・徳間書店・徳間書店インターメディアの3社による
 共同プロジェクトとして人気ゲーム「コズミック・ファンタジー4」と
 ほぼ同時進行で製作されたオリジナルビデオアニメです。C.C.0093年
 宇宙警備保安組織CSCの超精鋭部隊であるコズミックハンター・ユウを
 抹殺して銀河にその名を知らしめようと企む妖艶な宇宙海賊ベルガと
 主人公ユウ率いるアルジャーノンチームとの全面対決を描いた作品で
 ユウとサヤは勿論のこと星間商人ニャンやCSC設立者の1人トキダ長官
 ももんが型生体メカもんも等がゲームと同じノリで活躍しています。
 「コズミック」シリーズではお馴染みのお約束シーンや巨大ロボット
 バルキュリアを伝説の剣グランキャリバーを召喚したユウが圧倒する
 クライマックスシーン(BGM:「コズミック・ファンタジー」)を始め
 ゲームでは見ることが出来なかった銀河魔法バグダムやギガフィムを
 駆使してベルガ&バルキュリア相手に大立ち回りを演じるサヤの姿や
 ユウを乗せて疾走するバイク形態のもんもの雄姿なども描かれており
 ゲームをプレイした人であれば安心して楽しむことが出来るはずです
 (バン&リム及びピックが登場しないのは少し寂しいですが)。
 ただ、此のビデオを何の前知識も持たず1本のOVA作品として見た場合
 個人的に評価できるのは全編を通して画の乱れが少ない丁寧な作画と
 日本のストリングスアレンジの第一人者でもある村山達哉が手掛けた
 アニメでは珍しい弦楽器を主体としたスケールの大きな音楽ぐらいで
 オリジナルシナリオは冗漫な上(台詞も恥ずかしいものばかりです)
 演出にも抑揚が無いので全体的に安っぽい印象を受けると思います。
         
 94年当時はPCエンジンの人気シリーズ待望のアニメ化ということで
 (発売日が「コズミック4」前後編の中間に位置することもあって)
 徳間書店を中心に本作のプロモーション活動には随分力を入れており
 予約特典として蓋に越智一裕の描き下ろしイラストがプリントされた
 小さな缶ペンケースが貰えた上(私もしっかり貰ってしまいました)
 ビデオ(LD)とサントラ盤に封入されている応募券を合わせて送ると
 抽選で1000名にオリジナルスタッフジャンパーが当るキャンペーンや
 関東地方のアニメイトを中心に先行上映会まで開催されていました。
 また、制作スタッフにゲーム版「コズミック」や「プラレス三四郎」
 「バース」のメカデザインでお馴染みの小原渉平(メカデザイン)や
 「ゴッドマーズ」の作画監督及びOVA版「ときメモ」や「ヒカ碁」の
 作画監督&キャラクターデザインを務める本橋秀之(作画監修)など
 原作者である越智一裕を筆頭に今は亡きアニメ製作集団カナメプロや
 金田伊功に縁のある人達が名を連ねているのも特徴です。
         
 PCエンジン関連のビデオでは割と最近発売された商品ということで
 まんだらけ等のオタク系ショップだけでなく一般の中古ビデオ店でも
 よく見掛けるので入手難易度はEに設定しました。LD版には越智一裕
 描き下ろしのミニポスターが付いているので多少お得感がありますが
 そのために態々探索する程の品では無いというのが正直なところです
 (解説冊子などを封入した方がファンには喜ばれたと思います)。
         
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┃ 5.今期の報告会                       ┃
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 過去に一度その存在がPCエンジン専門誌の片隅に記載されただけで
 今迄その実態に関しては全くの謎とされてきた「ラングリッサー」の
 敵・味方のユニットを自由に而も無制限に動かすことが出来るという
 俄には信じ難い裏技の手順を詳しく書き込んでいただける機会があり
 この裏技の存在がずっと気になっていた私は胸の閊えが下りたような
 思いでした。という訳で数年ぶりに「ラング」をプレイしたんですが
 この裏技を使えば何の苦もなくラストステージであるシナリオ20まで
 辿り着くことが出来、あっという間にゲームが終ってしまいました。
 初プレイ時に隠しクラスのキャラが揃わず裏ゲームの「超らんぐ」に
 苦戦された方やストーリー部分を手っ取り早く楽しんでみたい方には
 お薦めの裏技なんですが(イルザック王vs皇帝ディゴスという対決を
 セッティングすることも出来ます)この裏技に頼り過ぎるとターンを
 重ねることで発生するミニイベントを見逃したりキャラクター同士の
 会話が聞けなかったりする恐れがあるので注意が必要です。
         
 プロ野球はシーズン終盤戦ということで優勝争いに関する話題を始め
 個人タイトルの行方に対する意見や今シーズン限りでユニフォームを
 脱ぐ選手についての思い出などを色々と書き込んでいただきました。
 今年は両リーグの優勝チーム西武・巨人ともに試合に勝利して優勝を
 決めることが出来ず実に中途半端な胴上げとなってしまった訳ですが
 この珍事を巡っては対戦相手であったロッテ及び阪神の健闘を讚える
 声が多く寄せられたのが印象的でした。また、今年は秋山幸二を始め
 星野伸之・石井浩郎・藤井康雄・野村弘樹といったリーグを代表する
 大物選手の引退発表が相継ぎ(引退試合も数多く用意されそうです)
 自分自身が熱心に野球に取り組んでいた時代に活躍していた選手達の
 引退ということで皆さん同様私も少なからずショックを受けました。
 愈々今シーズンのプロ野球も後は日本シリーズと個人タイトル争いを
 残すのみとなりましたが、個人的には日本シリーズよりも此のオフに
 FA宣言及び移籍が噂されている中村紀洋・金本知憲・ペタジーニ等を
 巡る各球団入り乱れての激しい獲得争いが気になるところです。
         
 この9月5日に発売されたXboxソフト「鉄騎」の専用コントローラーの
 常識を越えたサイズ及びマニアックな作りがPCエンジンファンには
 お馴染みのスパグラ専用巨大コントローラー「パワーコンソール」を
 彷彿させるという話題を書き込んでいただき、私も発売されていれば
 間違いなくPCエンジン史上最も破天荒な周辺機器になったであろう
 伝説のコントローラーに思いを馳せることとなりました。スパグラを
 包み込む形で接続するという常軌を逸した規格にまず度肝を抜かれて
 トリガーボタン付きハンドル及び通常操作を行うジョイスティックや
 スロットルレバーの存在を始め(マルチタップまで付いていました)
 コンパネ部分に搭載されていたLEDインジケーターやジョグダイアル
 データ類表示パネルや電卓など、当時の私は雑誌の記事の中で徐々に
 明らかにされていくパワーコンソールの正体に心躍らせたものです。
 個人的には自分の操作を記憶させることが出来るというマクロ装置に
 興味津々だったんですけど(子供には俄に信じられない機能でした)
 たとえ予定通り90年に発売されていたとしても税抜価格59,800円では
 それ程多くの人が購入したとは思えませんし(気になる対応ソフトは
 「バトルエース」のみでしたし)最終段階で開発が中止されたことで
 PCエンジンユーザーの間では現在まで伝説のコントローラーとして
 語り継がれるようになった訳ですから見方によっては発売されなくて
 正解だったのかなあという気もします。
         
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┃ 6.今期の更新履歴                      ┃
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 必見の書:「ユーゲー No.2」「二次元ドリームマガジン vol.6」
      「CONTINUE Vol.6」「PURE WHITE」「高橋名人物語」
      「悪趣味ゲーム紀行2」「魔物ハンター妖子 完結編」
      「同級生 原画集」「PCパラダイス」「べーしっ君」
      「あんたっちゃぶる」「しあわせのかたち」
      「新桃太郎伝説究極本」「ファミスタ名鑑」
 音色  :「エメラルドドラゴン サウンドセレクション」
      「祭囃子〜ゲームトリビュート〜」
 活動写真:「ファミマガ Video 88年11月号」
      「ファミマガ Video 89年7月号」
      「GAMERS 創刊号」
 発掘現場:島根県(2軒)
 秘密結社:「毒電波X」
         
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┃ 7.編集後記                         ┃
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 このメルマガも季刊になった頃から御紹介させていただくアイテムに
 何らかの統一性を持たせることが難しくなってきまして(今号も全く
 統一感がありません)ネタ切れという言葉が頭を過る日々なんですが
 私も購読している「ユーゲー」でも同様にネタが無くなってきたのか
 最新号からは遂にPCエンジンに関する記事が消えてしまいました。
 勿論これは一時的なことに過ぎないと思いますが、旧「ユーゲー」と
 「ナイゲー」が統合されたことにより新生「ユーゲー」という雑誌が
 レトロゲームに対するアプローチの変更を余儀なくされていることと
 レトロゲーム全体から見ると独自の歴史を刻んできたPCエンジンが
 割と扱いにくいハードだということだけは確かなようです。
         
 秋の番組改編期ということで近年稀に見る高品質TVドラマ「私立探偵
 濱マイク」も終了し(視聴率は5〜6%と苦戦していたようですが…)
 個人的には再びTVドラマへの興味が急速に低下しつつあるんですけど
 今秋スタートする新ドラマの中では日本初の本格的シチュエーション
 コメディとなる「HR」と原作ファンの間で賛否両論が渦巻くであろう
 「天才柳沢教授の生活」に於ける黒髪で髭も無い松本幸四郎の演技が
 気になるところです。また、アニメの新番組では「ガンダムSEED」が
 一番の注目株であることに間違いはありませんが、21世紀に入っても
 相変わらず「ガンダム」ブランドに頼らざるを得ないTVアニメ業界に
 果たして未来はあるんでしょうか…。
         
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 ▽奥付△
  「大霊院卍党発行の瓦版」秋号(通巻9号)
  2002年9月30日発行
  編集人:エンジな人
  発行人:大霊院卍党
  発行所:PCエンジン狂の詩
         
  「大霊院卍党発行の瓦版」冬号 は 12月30日(月)配信
         
  本誌掲載記事の無断複製・複写・転載を禁じます。
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                      「PCエンジン狂の詩」http://www.pcengine.jp/