シミュレーションゲーム(B級)

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機装ルーガ2

前作は見た目だけの内容はイマイチなゲームでった。レベルアップではなく武器によって強くなっていくシステムなのに、キャラのステータスを見たり、武器を強化するのに1回1回装備を外さねばならない等、問題点は山積み…。前作は絶対にお勧め出来ないのだが、ストーリーや時代背景などの面でその「機装ルーガ」の純然たる続編がこのゲーム「機装ルーガ2」なのである。物語の舞台は前作の4年後で、主人公とヒロインは前作と全く同じキャラクター。PCエンジンのゲームではこういった完全に続編として成り立っているゲームは少ないので、物語部分はかなり新鮮に感じられる筈。気になるシステム面は前作の問題点を改善したぐらいで、それ程目新しい部分もないオーソドックスな作りと言えるが、状況説明というコマンドでキャラクターを強調してみたり、選択する行動によって次にそのユニットが行動できるまでの時間が変化するウェイトカウントシステムを採用する等、細かい部分での工夫が見られる。操作性に少々難があってシステムに慣れるまでに少し時間が掛かるというのが少し気になるが、全体的には上出来のシミュレーションゲームなので、一度手に取ってプレイしてもらいたい。ただ、より深く楽しみたいなら前作をクリアしておいた方が良いというのが難点といえば難点である。あと、注目のビジュアルシーンは工画堂だけあって相変わらずの美しさを誇っている。

都留照人の実戦株式倍バイゲーム

このゲームの製作意図が未だによく分からない。家庭用ゲーム機で何で株を題材に選んだのか・しかも全ての株が実際にある企業の株がモデル…恐ろしいまでに売れる事を拒否したソフトと言える。きっと社長がキチ〇イなんだろう。ゲーム内容は株を買って自分の資産を目標額まで増やすのが目的。要するに謎だらけの先読みゲームである。これをクリアしたとしても決して財テクの達人にはならない筈である。確かににこういった株の読み方は大学の授業で習うのだが、最後に教授は「これはセオリーであって私はこんなやり方で株を買う人を見た事は無い。ただ、一部銀行マンの間ではこれで貸出額などをチェックしているから銀行マンになりたい人はしっかり学ぶように!」と付け加えていた。銀行マンになりたい人にはお薦めなのかも知れない。とはいえ、一度プレイし始めたらなかなか止められないのも事実で、筆者は銀行マンにはなりたくもないのにクリアしてしまった(専務パスワードは2915・社長パスワードは1285である)。株式を扱ったゲームとしてみたら「A列車で行こう3」の中の株ゲームの方が上という噂もあるが、圧倒的な存在感のあるゲームという理由だけで紹介してみた訳である。

パラディオン

同社の「スーパーメタルクラッシャー」の進化形と言える。ロボットをパーツの組み合わせによって、強化していくゲーム。パーツは最初から全て揃っている訳では無く、バトルで得た経験値によって開発していく。この後にどんな強力なパーツが用意されているのかワクワクしながらゲームを進めていき、全てのパーツを出し終えた後、自分流のパラディオンを開発して友達と対戦するというのが一連の流れであり、そのプロセスこそがこのゲームの醍醐味である。「スーパーメタルクラッシャー」では戦闘中に自機に指示を出すことが出来ず(完全オートバトル)少々物足りないと感じる面もあったが、本作では指示を出せるように改善されているの安心して欲しい。この新しく加わったシミュレーションバトルもなかなか戦略性が高くて面白いし、基本となるパラディオンの形態も皆個性的で、全体を通してかなり高い水準で纏まっている。パーツや武器もそれぞれ一長一短がある為(強力な武器は重いので沢山持つ事は出来ない)製作する人間の個性がパラディオンに見事に反映されるのも見ていて楽しい。ありそうで無かった良作シミュレーションゲームである。

ワラビー!!

一言で言うと馬券購入ゲーム。馬ではなくワラビーが走り、騎手はウサギである。その他の部分は競馬のシステムとほぼ同じで、新聞・予想屋・パドック・馬場状態などをレース前に細かくチェックしてから馬券を買わねばならない。そして、儲けた金で馬主(ワラ主と呼ぶ)になる事も可能で、ワラ主になったら騎手を雇い(当然ながらランクが高いほど雇うのに金がかかる)自分のワラビーをレースに出走させて賞金を稼ぐゲームへと毛色が変わる。最終目標は1年に1度だけ開催される特別なレースに於て王様のワラビーに勝つ事。王様のワラビーに勝てば、何と!王様になれてしまう。まあ、王様にならなくても毎週開催されるレースにワラ主として自分のワラビーを出走させて、ドキドキしながらレースを観戦するだけでも充分に楽しめる筈。競馬好きの人ならきっと熱くなれるゲームである。


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